群馬 サラメシ③ 「尾瀬」の力持ち “歩荷”の力の源とは?
12月22日(金)「ぐんまスペシャル サラメシ 群馬特別編」の放送に合わせ、群馬で働く人たちのランチをさらに取材してお伝えしています。3回目の今回は、番組で舞台になっている「尾瀬国立公園」からもう1人ご紹介。山小屋に届ける荷物を運ぶ“歩荷(ぼっか)”のお昼ご飯です。尾瀬の麓・片品村出身の歩荷 萩原雅人さん(30)の1日を取材しました。 https://gyazo.com/7ab4a882cf575ae7673d06c74daba5fd
朝7時、尾瀬の入り口「鳩待峠」で荷づくりが始まっていました。尾瀬は貴重な動植物を守るため、車は入れません。そのため尾瀬で営業している山小屋から依頼を受け、歩荷が荷物を運んでいます。現在、歩荷として活動しているのは6人。萩原さんの積み荷を見せてもらうと…。 トマトやレタスなどの生鮮食料品のほか、うどんやステーキソースなど計70キロほど。この日は登山客も少なくなった10月中旬のため軽い方なんだとか。ピーク時は100キロ以上になることもあるそうで、壊れてしまった冷蔵庫やプロパンガスを交換するために運んだことも。依頼があれば背負える範囲のなかで何でも運びます。